トード・ボーンチェのクリスマスツリー


オランダのプロダクトデザイナー、トード・ボーンチェさん。
インテリアショップなどで白熱灯に金属の草花が絡まったデザインの
照明器具をご覧になったことのある人も多いかと思います。

そんなトードさんに福岡の商業施設「キャナルシティ博多」が
クリスマス用の照明をオーダーしました。
全長18メートル。自身が直接光るのではなく周囲からのスポット光を
反射させることで発光し、消費電力を大幅に抑えているそうです。
また、公共の場所のための作品は今回が初めてだそうです。

当時のバブル期を反映したのか、鮮やかな赤レンガ色のキャナルシティと
白く静かに光るシャンデリアの対比が美しく
広場に来たとき、森の中で光る静かな湖を発見したような
気持ちになりました(いや、お世辞じゃなくて!)


以前お仕事でご一緒させて頂いた担当の方にお話を伺うと、
これまでは「今年は電飾で○○○○万円!!」みたいなものを作っていたけど
イルミネーションをもっと公共的な意味で捉えようということで
このようなインスタレーション(空間全体を作品として体験させる芸術)
という形になったそうです。


ご好意に甘えて、学生さんたちが参加するトードさんの特別講義にも
お邪魔させて頂きました。
「デザインとは、毎日をどう生きるかということです」という
言葉に始まり、ご自身のアトリエの紹介、スワロフスキーや
イタリアの家具メーカーでのお仕事などをスライドショーや
ビデオを使って説明されていました。


常に身近な人のための作品を作り続けているトードさんは
こういったモチーフにも、自分の身の回りにある植物や動物しか
扱わないそうです。アトリエ、フランスの雪の中の小さな小屋のような場所で
作られる作品にも場所の影響が強く表れているような気がしました。

今回の展示のために考えられた絵本のようなストーリー、
キャナルシティのサイトで読むことが出来ます。
動物の一匹一匹にも細かい性格分けが行われているとのことです。

最後の質疑応答で「紙を切り絵にする手法を始めたのはいつですか?」と
尋ねると、2000年に娘さんが生まれたのがきっかけだと教えて頂きました。

もっと暖かみのある空間で家族と暮らしたいという思いから
昔ながらの伝統的な切り絵の技法をモダンな形で蘇らせ
誰にでも手に入れられるように紙(タイベック紙)を使って製品化したそうです。

他にもいろいろなことを情熱的に語って頂いて、
自分の仕事に対する気持ちにも良い影響があったような気がしています。


講義の会場を出ると、シャンデリアの下では
水と音楽によるショーが行われていて、ちびっ子たちが熱中していました。
このシャンデリアはこれから数年にわたってアレンジを変化させながら
クリスマスを飾ってくれるそうです。

愛情を感じる作品を見ると、とてもいい気持ちになります。
企業がこういったものを作ってくれるのって、嬉しいんですよね。

キャナルシティ博多 | CANAL CITY HAKATA
http://www.canalcity.co.jp/

東京日記:「water展」「Riviera a Purple Journal project」


DesignTide会場を後にして、お友達と合流。
21_21 DESIGN SIGHTに連れて行って頂きました。
佐藤卓さんプロデュースの「water」展を見てみたかったんです。

もう何度も行きましたよ?と錯覚するぐらいに
雑誌などのメディアでよく取り上げられているので
実際はどんな場所なんだろう?と、自分で確認してみたかったんです
(というのは建て前で、単にミーハーなだけだったりしますけど)。

良かった点、そうでない点、素人目ながらいろいろと
見えて来た気がします。
今回のは面白かったけど、僕は作り手に興味があるので
行ってないけど前回の「チョコレート展」の方が
好きなんだろうなあと感じました。
立地とか建物の外装はすごく好きだな〜。


さらにその足で青山のズッカへ。
雑誌「Purple Journal」の編集長、エレン・フライスさんの展示
「Riviera a Purple Journal project」を観に行きました。
これも大好きな林央子さんの雑誌「here and there」などで
良く取り上げられている方の作品、実際はどうなんだろう企画です。

本人による、フランスのリヴィエラという土地の写真、絵、映像などの展示。
個人的な偏見で、海外の方ってこういう詩的な表現に強いと思っているのですが
まさに、Purpleなどで見られる世界が立体化したような素敵な展示でした。
無理をしてない感じに余裕を感じるのかなあ。
Tシャツとか欲しかったけど、冬場なので我慢我慢。

↓展示会の様子はこちらで林さんが写真付きで紹介されています。
nakakobooks: 表参道で二つの展覧会
http://nakakobooks.seesaa.net/article/63272244.html



さらに二階のカフェにCOW BOOKSが併設されていたので
目の色を変えて物色。
現在の「暮らしの手帖」編集長、松浦さんのお店です。
松浦さんセレクトの本は福岡・大名のアフタヌーンティーで
以前は読めたのですが、閉店してしまったので残念。

同じ本でも集め方次第でこんなに魅力的になるのかと感激でした。
お土産に、生まれて初めてインスタントレタリングなんて買いましたよ。

<2007年11月04日>

以上、こんな感じで2日間を過ごしました。
何だかんだで一番印象に残っているのが白河とか世田谷の町並みだったりして
それはどうなんだ?という気もしますけど、自分の中の東京の好感度が
少し上がった気がしています。

今回は全体的に駆け足だったので、次回は余裕を持って
それぞれの展示をゆっくりと見て回ろうと思います。


仕事で来れるといいんだけどな〜(独り言)

東京日記:DesignTide in Tokyo 2007


年に一度のデザインのお祭り「DesignTide」。
今年は国立競技場の体育館を使って「PLAY」というテーマで
各国のデザイナーによる展示や販売が行われました。

ほかにも色々な展示会に行ったので、あまり時間は取れませんでしたけど
こんな感じでビデオを回したり、気になったものを撮って来たので
ご紹介します。
ビデオ、メイン会場を一周してみたんですけど
雰囲気が伝わるでしょうか。大人の文化祭みたいな雰囲気です。


Winnie Lui「White/Black」
最近はシャンデリアがブームで僕ももちろん大好きなのですが
こういったガラクタを集めて作ったような作品には
ただ綺麗なだけのものよりもグッと来るものがあります。
本職はジュエリーデザイナーだそうです。


dilight Inc.
LEDをビーズに見立てて遊べるようにしたもの。
電源はコードの部分から取っているんでしょうか。
こういう単純でかわいいのって、誰でも楽しめて良いですよね。


Moritz Waldemeyer「Pong Table」
こちらもLED。ここで「Pong」を持って来たところが
素敵だと思います。これが並んだゲーム喫茶(古い)とか見てみたい。


abake「リム・タイポグラフィー」
大好きなkitsuneの人たちの展示。
僕はグラフィックや洋服が好きなんですけど、こういった
アイデア一発の分野でも、やっぱりこの人たちらしさが出ています。


Marti Guixe「キャンバスファニチャー」
以前福岡でも展示を行っていた、マルティ・ギゼさんの新しい作品。
家具をキャンバスで覆って誰かが絵を描くことで
アート作品に変わるというもの。後ろのロゴが好きです(←家具、関係ない)。


これは確か製紙メーカー・竹尾のブースだったっけ。
t.n.a Design Studioという所が担当した、紙と光の空間です。


PoeM「ガムテープウォレット」
こちらは「Tide Market」という、デザイナー自身が出店するブースのもの。
全てガムテープで作られた財布を実演販売していました。
PoeMさんは今回、福岡から参加されています。
(以前見たときに買おうかどうか本気で迷った)


Helvetica Project
フォント「Helvetica」が誕生して50周年ということで制作されていた
ドキュメンタリー映画が、会場で初めてお披露目になりました。
横目で見ただけでもデザイン関係者なら必見な内容なのが
ビシビシと伝わってきました。TSUTAYAに置いてくれると良いんですけど…。

まとめ
昨年と比べて会場は広くなり、注目度は上がり来場者は一般の人が増えて
良いことずくめのような気もするんですが、昨年の方が
treasured trash」プロジェクトを中心に
コンパクトな分コンセプトが伝わりやすかったように思います。

ショップ「Tide Market」のブースも規模が大きくなっていましたが
こちらは大きくなればなるほど楽しい企画になるように感じました。
やっぱり見るだけではなく「買う」という行動でコミュニケーションを
取ることが出来るのが、普通の展示とは違って面白いんだと思うので。
実際、お財布の紐が緩みそうになるのを押さえるのに必死でした。

気になっていたネクタイブランド「giraffe」とか
活版工房の「PAPIER LABO.」の製品の実物を見られたのも収穫でした。

他には「cocoo」という、紙を使った雑貨たちの商品が
あまりにも可愛いい上に簡単に作れそうだったので(失礼)、思わず
「あの、普段は広告の仕事とかされてるんですか!?」と
訊いてみたら、これ一本で活動されているそうです。ですよね〜。

・・・あれ、全然まとめになってない気がして来た。
とにかく、来年も楽しみです。僕も何か売りたいな〜。

<2007年11月04日>

東京日記:東京デザイナーズウィーク2007


仕事の合間を見つけて今年も見学してきました、
東京デザイナーズウィーク2007

新しいもの、面白いものって本やネットで知ることは出来ても
実際に目の前で実物を見たり触れたり、作った人の声が聞けたりすると
また違った面が見えて来て、そういうのってとても大切だと思うんです。

これは「CONTAINER GROUND」。企業やクリエイターが
コンテナをブースにして出展を行っています。
上に見えるのは学生たちの作品。
自然環境に配慮した路上に設置する家具の展示です。


企業のブースはあまり面白いものが無かったけれど、
いくつかは興味を惹かれるものがありました。
その中の1つ、VOGUEとDesign Associationによる
障害者の方たちが作るプロダクト、お菓子などのパッケージを
新たにデザインするプロジェクト。素敵な試みだと思います。

メインとなるイギリス発の「100%design」は、入場者がそれぞれ
「デザイナー」とか「バイヤー」などの名札を下げて
企業のブースを廻る、出会いの場だったりもします。
ここは写真撮影が出来ないので、次へ。


こちらは「JAPANブランドExhibition」と「BLICKFANG」のテント。


前者は地域の伝統的な技術や素材を活かして
世界に通用する新しいブランドを創る各地の取り組みを支援する
「JAPANブランド育成支援事業」で生み出された商品の展覧会。
電子レンジで調理できる干物っていうのに驚きました。
会場の中央で上映されていた、動く鳥獣戯画の映像がとても幻想的で
CGでちょこちょこ動く生き物たちに、みんな見入っていました。

BLICKFANG」はオランダ発のファッション・アクセサリーの見本市で
実はこれが一番楽しみだったりするんです。
外国の雑貨って、どうしてこんなに可愛いんでしょうね。
発色なのか、ちょっと怖かったりする形状なのか。
まだまだ全然言葉にすることができませんけど、将来的には
こういった雰囲気を持ったものが作れたらなあと思います。


今回は東京に引っ越して来たばかりのmayuさんとそのお友達、
メガネデザイナー(メガネのデザイナーという意味で)のちび姉さんと
ご一緒させて頂いたんですが、それぞれの趣味が少しずつ違うので
見るポイントや感想の違いが興味深かったです。
姉さんの仕事に対する考え方、とても真剣で参考になりました。
お二人とも、ありがとうございます!

<2007年11月04日>

面白かった作品、このあたりにまとめられてます↓
PingMag - 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン ? Archive ?
ベスト・オブ・デザインウィーク2007:拡大版トップリスト!
http://pingmag.jp/J/2007/11/09/best-of-tokyo-design-week-2007-our-top-list/

天神1丁目の「COMMENT ALLEZ VOUS」


お客さんとの打ち合わせ、待ち合わせの西鉄インに向かうと
なにやら人だかりが。こんなおしゃれ空間、あったかしら?

どこですか〜と電話してみると、
「今、藤原ヒロシさんが見えていて混んでるけど入って来て〜」って
なんでこんな所に!?と思いつつ中に。


ホントだ、いつもの白い帽子を被ってる!!
なんでもここは「COMMENT ALLEZ VOUS」という
東京の「Lotus」(←行ったことはありません)などを手がけた方が
新しくオープンさせたカフェで、今日がレセプションとのこと。

藤原ヒロシの前に演奏されていた、猪野秀史さんバンドの演奏が
素晴らしかったです。

猪野さんについての前知識は全然無くて
ジャズのこともさっぱりわからないんですけど
爆音で鳴るベースとドラム、
宇宙に連れて行かれそうな浮遊感のあるキーボード。
何やら美味しそうなお酒とチーズ、生ハムとか
打ち合わせに来たはずがすっかり楽しませて頂きました。
(ちゃんと話すべきことは話してるんですよ!)

藤原ヒロシ本人はというと、シンプルなアコースティックギターと
意外な爽やかボイスで色々なカバー曲を披露。
あまりDJなどの音源は聴いたことがないんですけど
とても優しい感じがしました。

新規オープンのお店ということで
前の職場の人たちはいるかなあと探していたら、やっぱり発見!
久しぶりにそれぞれの近況とか状況を聞きながら
楽しくお喋り。昔はこういう場所がすっごく苦手だったけど
だんだん馴れて来ている気がします。もう27年生きてますものね。


<2007年11月09日>

東京日記:対談 北川一成 x 服部一成



東京・青山のギャラリー5610で11月3日まで行われていた
服部一成さんの個展「視覚伝達」の最終日に、
服部さんとGRAPHの北川一成さんとの
ギャラリートークが行われました。
近年のくるりのアートワーク全てを手がけている服部さんと
エルメスのタイポグラフィーなどで知られる北川さん。
「ゴジラ対キングギドラ」級の頂上決戦、これは見ておかなければ!

服部さんは最近の業界の状況として、
デザインをどう使うか?とう方向にみんな向かっていて、
純粋なグラフィックのデザインがいまいちなものが増えていることを
危惧されているようで、北川さんにお話を伺いたかったそう。

わかりやすいものが増えていて、デザイナーがデザインについて
言葉や文章で説明することが増えているけど
わかりやすいものは、「わかった」瞬間に飽きられてしまうし
言葉で説明できることは、「言葉」という範囲でしか伝えることが出来ない。
言葉だけがメディアを通して伝わって行っているのが問題なのでは?
と、北川さん。

制作物のほとんどをサイトでも見ることができますが、
あまりに独創的なデザインに、スライドが切り替わるたびに
会場は爆笑や失笑、ときどき「ほぉ〜」っと覗き込むような反応。
こんなドラえもん、見たら笑うしかありません。恐ろしい!)

服部さんもコメントに困っていたようで
「水の入ったグラスをテーブルの端っこに置いているようなバランス」と
評されていました。

この独特な感覚について「いったいどこで完成を判断されるんですか」と
服部さんが尋ねると、「何となく機械(Mac)が教えてくれます」という
北川さんの解答。作業中、画面が「あ、そこそこ」「いや、そこはアカン」と
言ってくれているような気がするそうで、なんとなく解る気がします。

グラフィックを作るとき、ロゴや平面などの形をデザインするのではなく
余白をデザインするようにすれば良いと思います、というコメントに
ほへ〜っとなりました。
基本は「思いつき」らしいですけどね!!

で、こういったデザインをお客さんに提案するとやはり「?」と
なることがあるそうですが、そんな時には
「大丈夫です、慣れます」
「デザインが夜中に暴れだしたりしませんから」
みたいな説明をするそうです。確かにそうだよな〜。
そんな北川さんの常套句が
「美人は三日で飽きる、ブスは三日で慣れる」ですって!

他にも21_21 DESIGN SIGHTで行われた「落狂楽笑」で
佐藤卓さんや三宅一生さんを絶句させた話や
服部さんの最近の年賀状をスライドで見ながら茶々を入れて
会場を沸かせたりと、北川さんオンステージな状態に。
何を喋っても笑いが起こる、凄い状態になっていました。関西人恐るべし。

講演が終わって
「や〜最近ガーリーになったって言われるんですよ〜あはは〜」
と、聞き覚えのある声が…と思ったら、菊池敦己さん!?
自分の中のグラフィックデザイナー御三家ラインナップに
頭の中は「ゴジラ対モスラ対メカゴジラ」みたいなことに。

ものすごい勢いで「好きです!」と告白&握手コンビネーションで
ご挨拶させて頂きました。たぶん何かを吸い取ったはず。

東京日記:東京都現代美術館の「SPCE FOR YOUR FUTURE」展


2008年1月20日まで東京都現代美術館で行われている
「SPCE FOR YOUR FUTURE−アートとデザインの遺伝子を組み替える」
を見てきました。

今、新しい表現はどこから生まれてくるのでしょうか。
引用や折衷のポストモダンの時期を通過し、
他分野の情報を広く共有できる21世紀において、
創造の現場に変化がおこっています。

という序文のもとに、アート、ファッション、建築、グラフィック、
プロダクトデザイン、映像の制作者たちが身体や空間に関する
さまざまな提案を行う・・・とのことですけど
そんなことは置いておいて、PenとかCasaみたいな情報誌で
取り上げられがちな人たちの実際の作品を観ないで
あれこれ言うのはかっこ悪いかなあって思ったんですよね。

現代美術館としては相当に広大な空間に、
・コズミックワンダーの「MAGIC VILLAGE」と
 小部屋の中に入って行くインスタレーション「Light Lodge」
・沢尻エリカのコスプレ写真100枚
・一枚のスクリーンの両面に、「本音」と「建て前」が映し出された作品
・フセイン・チャラヤンの映像が流れるLEDドレス
・BLESSのショー映像
・ガンプラを解体して作られたネックレス
・SANAAの自然共生型の邸宅「フラワーハウス」の1/2模型
このほかにも様々な作品が並んでいました。

以前四国で観たエルネスト・ネトさんの作品も
再び見ることが出来ました。パウダービーズで作られたボディスーツに、
ビーズと一緒に自然素材(何だっけ?)の香りが閉じ込められていて
寝っ転がるとものすごくリラックスできるんです。
あのスーツ、欲しいなあ作ろうかなあ…。

建築家・石上純也さんの「四角いふうせん」は
重さ1トン、高さは4階建てビルぐらいはあろうかという
アルミの巨大な物体が、ヘリウムガスによって吹き抜けにふわふわと浮いている
それだけの作品なのですが、あんなに大きくて不安定な物体を
見ることは普段考えられないので、自分と対象のバランスが崩れて行く
不思議な体験でした。(こちらに詳しく載ってます


他にはダイキンによる、3つの透明な箱の中に
別々の空気が入っていて、視覚では分からない空気の違いを
体験するコーナーがありました。


こっちは「PUBLIC SPACE PROJECT」という企画のもので
空いた空間を若手作家の発表の場にしているそうです。
いや〜面白かった〜と思って隣の常設展を観てみると


あの岡本太郎の「明日の神話」が展示されてる(←知らなかった)!
ここだけ撮影OKだったので、写真を撮ってきました。
さすがにこれは凄かった・・・。
そういえば岡本太郎作品の実物を観るのは初めてですし。
もうちょっと時間があったらゆっくり観られたんですけど
すぐに次に行かないと行けなかったのが残念。
あ、奈良美智も初めて観ましたよ。

記念にいくつかのタロウグッズを買って帰りました。
ご利益があるといいなあ。

東京都現代美術館:MOT
http://www.mot-art-museum.jp/

東京日記: 深川江戸資料館通りの「深川いっぷく」


世田谷文学館を出て、東京現代美術館目指して清澄白河へ。
昔ながらの(昔を知らないんですけどね)下町と言った感じで
いろいろなお店が並んでいて、店先フェチの心をくすぐります。
ここはおでん種屋さん。種だけで商売になるんだなあ。

歩きながら、「そういえば東京は“江戸”だったのだよなあ」と
当たり前のことを思い出したりしました。



!?

美術館を探していると、こんな案内を発見。
これ、お店の人が勝手に立ててますよね、明らかに。


面白かったので、ここでお昼を買うことに。
「エビカツ丼と、お団子下さ〜い!」
なんだかよく分からないけど無茶苦茶安い。


「猫ダルマだ猫ダルマだ!写真撮ってもいいですか!?」
「そこのギャラリーにいっぱいあるよ。ごはんもそこで食べて行きなさい」


「深川いっぷく」という、町の集会場兼ギャラリーみたいなところに
案内して頂きました。もともと薬局だったそうで、
奥に「調剤ギャラリー」が見えます。エビカツ美味しいなあ。
期待していた通りの、変なのがたくさん居ましたよ〜。


こんなのとか


こんなのとか


深川のご神体とか。

お店の方がとても親切に、「現代美術を観に来られたなら
近くにコマーシャルギャラリーがありますよ〜」と
教えて頂いたのですが、時間が足りず行けなかったのが残念です。
昔ながらの下町の空気がとても気に入ったので、また行きたいなあ。

深川いっぷく
http://www.fukagawa-ippuku.jp/


毎日のいっぷく★「アート」と「かかし」の深川資料館通り商店街 活性化活動録
http://qrrart.exblog.jp/

東京日記:植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス

早朝の飛行機で、福岡空港から羽田空港へ。
まずは世田谷文学館へ向かいます…
が、目的地の「芦花公園駅」がJRの路線図に見当たらない。

オロオロしながらJRであっちこっちに移動していると
どうやら「京王線」という私鉄が存在することを発見し、
空港を出ること2時間半後(!?)に無事、到着しました。


もっと藁葺きみたいな文学館を想像していたのですが、
意外にモダンな外観。お隣の建物との組み合わせが素敵です。


中に入ると公民館っぽい感じ。緑色の庭園が綺麗でした。
目的の展示「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」は
1979年に生まれた亡くなった欧米文学、ジャズ、映画の評論家である
故・植草甚一さんの回顧展。

様々な雑学の知識によって書かれた著書やレコード・本などのコレクションの
一部はもちろん、独特の感覚で作られたコラージュに目を引かれました。

既成の印刷物(海外のカタログなどが多かったそうです)を
切り抜き、組み合わせて新しい形に仕上げたもの、
マッチ箱などの模様を顔に見立てたものなど
さまざまな作品が展示されていました。

もともとは自身のコラムやエッセイの挿絵として添えられていた絵が
だんだん注目を集め、独立した作品として評価されるようになったそう。
散歩が大好きな植草さんのエッセイ、初めて少し文章を読みましたけど
とっても好きになれそう。今度古本屋さんで探してみよう。

親しい友人に宛てて書かれた手紙や年賀状には
素敵なコラージュやイラストが添えられていたり、
宛名にデザイン処理が行われたりしていて
身の回りの人たちをこんなにも大切にしていた人が
今はもうこの世に居ないのだということが、
とても残念に思いました。

2階では「ムットーニのからくり書物」という展示が行われていて
からくり人形によって村上春樹「眠り」や夏目漱石「ユメ十夜」が
音楽・朗読と合わせて一つの箱の中に再現されていました。
「眠り」、箱の装飾や「SLEEP」のプレートと合わせて
とても綺麗だったなあ。持って帰りたかった。


鯉が発光しているみたいで綺麗だったので撮影。
この辺りは本当に東京か?というぐらいのんびりとしていて
暮らしてみたくなるような土地でした。

植草甚一スタイル (コロナ・ブックス (118))

植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス
http://setabun.jp/exhibition/uekusa/

TORAYA CAFEのあんペースト



東京から無事に戻ってきました。
今回は久しぶりに再会できた人や初めましての人
沢山の人とお会いすることが出来て、いつものウォークラリーな旅行とは
少し違った体験をすることが出来ました。

といいつつも、やっぱりあちこち廻っているわけで
行く先々で買わなくても良いものをつまみ買いしてしまいます。
前を通ると必ず禁断症状が出るのが、表参道ヒルズで売られている
TORAYA CAFEの「あんペースト」。

あんこを黒砂糖、メープルシロップ、水飴と寒天で
なめらかに延ばしたペーストで、いわば塗る羊羹。
577円のお手頃で価格でとらやクオリティが楽しめます。
(余談ですが僕は甘党なので、羊羹だと一日で一本丸ごと食べきってしまいます)

トーストやアイスクリームと合わせると
ものすごい幸福感に襲われるので、みんな試すといいよ。

ADを担当されている葛西薫さんが直接デザインしているかは判らないのですが、
ラベルやカタログも、なんというか図鑑っぽくて好きです。
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