映画「河童のクゥと夏休み」

河童のクゥと夏休み
映画「河童のクゥと夏休み」の試写会に行ってきました。
個人的にとても思い入れがある映画
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」の
原恵一さんの作品ということで、すっごく気になっていたものの
広告などで見るキャラクターのかっこ悪さに(←失礼)
観に行こうか迷っていたので、誘って頂いてラッキーでした。
会場に着いたときには子どもで溢れていたので、僕は立ち見で鑑賞。

予告編だけを見ると「河童のクゥと少年との出会いと別れの感動物語」という
ありきたりの映画のような印象を受けますが、そこは原さんの腕の見せ所。

「年齢層に一切拘らずに思うがままに作った」
との事で、21世紀に河童と出会ってしまった
主人公たち家族(「野原家」と家族構成がほぼ一緒!)の
驚き、興奮、喜び、動揺、悩み、不安などの感情を
丁寧に描く事で、子供だけではなく大人も考えさせられる
内容になっているように感じました。

「クレヨンしんちゃん」シリーズで鍛えたギャグのセンスは
今回も爆発していて、会場の子供たちの爆笑っぷりが
それはもう、すごかったですよ〜。まさに「渦」。
大人達の現実的な会話にも反応して笑いが起こっていて、
意外と子供って親の話を聞いてるんだなあと再確認。

映像としては全体を通して光や水の表現がとても綺麗で
場所によって空気感がちゃんと変化しているのに驚きました。

でも、この絵柄のせいで観に行かない人って、けっこう多いだろうなあ。
観ている内に気にならなくなるんだけど。
せめて「時をかける少女」ぐらいさっぱりしていればなあと
思ってしまうんですよね。勿体ない気がします。


上映の前に原さんの舞台挨拶が行われたのですが
この企画は20年間暖めてきたものだそうです。
自分が本当に作りたい「クゥ」を実現させるために
映画版「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」などを成功させて
下地を作って行ったんですね。

「クゥ」は見た目は地味な映画ですが、
届く人には心の奥の奥まで届く作品なんだろうなと思います。
…っていう言い方になるのは、僕はやっぱり「オトナ帝国」の方が
好きだからなんですけどっ!
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