ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」

ヤサシイワタシ 1 (1)ヤサシイワタシ 2 (2)

お友達に貸してもらった「おおきく振りかぶって」が面白かったので
同じひぐちアサさんの「ヤサシイワタシ」を買ってきました。

まずは1巻を古本屋さんで立ち読みしようと思ったのだけれど、
これは時間がかかりそう…ということでまずは1冊だけ購入。

大学の写真部の先輩と後輩の二人を中心とした話です。
主人公の一人、弥恵の持つ高慢さ、世の中に対する視界の狭さ、
実力が伴わない無駄な万能感などの中二病な部分が
自分の嫌なところを見せられているようで、ちょっとへこむ。

冒頭で付き合う事になる、後輩で彼氏のヒロタカくんは
こんな人とどうやって付き合って行くんだろうと思いながら
読み進めて、1巻が終了。

翌日、お昼休みにまんだらけに直行して2巻を購入してきました。

…。
……。
………。

2巻を毎日、眠る前に読んでいます。
最初はヒロタカくんの感情が乗り移ってしまって
何も考えられないような感情に襲われましたが、
何度も読んで行くうちに、彼の気持ちや考え方が
理解できるようになりました。

台詞やシーンの一つひとつを紹介して、「ここが!」「ここが、もう!」
と紹介したいのですが、少しでも知っていると楽しめない気がするので
書きませんが、「おおきく振りかぶって」のインタビューでも
コメントしているように、作者の強い願い・祈りが込められた
愛すべき2冊です。今、この時期に出会う事が出来て
本当に良かったと感じています。

読後感が村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」や「蜂蜜パイ」に
近いものを感じるんですが、どうでしょう??
両方読んだ事のある方は教えてください!

家族のそれから
さらに本屋さん巡りをしてデビュー作「家族のそれから/ゆくところ」も
買ってきました。表紙のデザインが繋がっています。
うん、こっちも好きだな!

<参考リンク>
xx - イン殺 - 『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ、講談社)
http://kill.g.hatena.ne.jp/xx-internet/20070505/p1

「おおきく振りかぶって」を読むきっかけになった記事。
「世界樹の迷宮」と比較しているのが面白い。

さて次の企画は - 『おおきく振りかぶって』8巻に見るひぐちアサの暗黒面。それが今後、どう描かれるのかが楽しみ
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20070618/1182174208

で、「暗黒面!?」ということで読んだのが「ヤサシイワタシ」なのでした。
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